時は来る~勝利を目指す~
あの日
暗い道を人々は無言で歩いていた。家に向って。
帰る家があった。心配して待つ人たちがいるところへ。
雪の舞う被災地では帰る家無く、家族の安否を気遣いながら
寒さに震え不安な時を過ごしていた多くの人達。
帰れない夜の間、友人宅で映し出される映像を見つめ
被災地に住む知の人の無事を願った。
3.11東日本大震災から11年目の夜
震災にも、ウィルスにも
眼に見えない敵との戦いに世界は互いに気遣い、乗り越えようとしてきた。
そして今、世界を、人を、分断しようとする力に抗い、
命を守る。
祈~春を待ち望むように~
人々が新型コロナウイルス感染で不安の中、更に戦争の火種が撒かれ
人々の不安はますます広がっている。
雪と氷の上で滑り、北京の青い空に高く飛び、舞う、様々の技で感動を与えることの出来る世界中の青年たちが集いオリンピックは開かれた。その青年たちが戦争に手を染めることがないように、その手で平和をめざし平安な人生をあゆむことが出来るように祈る。
二月も過ぎようとしている今、春の訪れを待つように望みを持ち、
皆で平和への祈りを合わせることができますように。
1月最後の日 ~二十歳の祝い~
1月の最後の日
1月が終わる日には毎年カレンダーを眺めて思う
~あー、もう1か月が過ぎた。~
今年は特に寒いと感じる。
子どもの頃、寒い朝にサクサクと踏みつけた霜柱や、パリン!パリン!と水たまりに張った氷を割りながら歩いたことを思い出すが、今は霜柱が立つような土の道も水たまりも無い。
1月10日には高校72回卒業生の「はたちの祝い」を世田谷のフェロシップホールで行った。昨年は新型コロナオ感染のためオンラインで祝ったが今年はオミクロン株が広がる直前に行うことが出来た。
会場にはマスク姿の晴れ着の卒業生133名、家族が70名と教員、同窓会関係者が集い
礼拝が奉げられた。
コロナ禍で先生と家族と仲間と母校で迎えた成人式は一人一人の特別な日となったに違いない。
幸いな人生を歩めますように