時は来る~勝利を目指す~
あの日
暗い道を人々は無言で歩いていた。家に向って。
帰る家があった。心配して待つ人たちがいるところへ。
雪の舞う被災地では帰る家無く、家族の安否を気遣いながら
寒さに震え不安な時を過ごしていた多くの人達。
帰れない夜の間、友人宅で映し出される映像を見つめ
被災地に住む知の人の無事を願った。
3.11東日本大震災から11年目の夜
震災にも、ウィルスにも
眼に見えない敵との戦いに世界は互いに気遣い、乗り越えようとしてきた。
そして今、世界を、人を、分断しようとする力に抗い、
命を守る。