クリスマスのリース

この懐かしい柊のリースは眞子が作ったものです。

陽が落ちて暗くなっても花卉の実習室ではリース作りが続いていました。

長靴の中では冷たくなった指を動かし、リースの土台に柊を刺す指は傷ついていました。早くスチームで温かくなった寮の部屋に戻りたかったクリスマスの時期。

あの時、学生たちの作ったリースを待ち、喜んでくれた人たちがいたのですよね。

今年も各地で卒業生の作ったリースやクランツは、教会やご家庭でクリスマスの祈りを伝えるために大切な役目を果たしたことでしょう。