kanon_fuurinsouのブログ

信子さんのブログです

哀悼

1月21日センター試験の日は雪が降る寒い日でした。この日、短い闘病の日を過ごし宮川潤子さんは天に召されました。「元気だった頃の私を覚えていて欲しいから」と亡くなった連絡を受けたのは全てが終わってからでした。私が図書館を利用するのはもっぱら礼拝の準備に限られていましたが、ケーキ好きの宮川さんの笑顔が忘れられません。

2月21日には柳宗民先生が召されました。小平の時代から花卉園芸の授業を教えて下さいましたが、授業だけでなく夜、学生のためにスライドを見せ、学生の質問に遅くまで丁寧に答えて下さいました。園芸の仕事をする多くの卒業生達は、先生のノートは手放せないといいます。園芸短大最後の学年の[園芸と文化」の授業の時に、体調が悪く入院するとおっしゃっていましたが、その後闘病生活をしながらお仕事を続け「日本の花」と言う本を出版されました。

5月14日には西岡安清さんが召されました。学生達とはあまり接する時間はありませんでしたが事務のお仕事で園芸科を支えて下さいました。お習字の先生でもありましたので、学生の卒業証書は西岡さんが心込めて書いて下さった字です。

7月7日には伊勢原移転の時から蔬菜(野菜)で技術員として学生の指導をしてくださった西野寛さんが召されました。きのこ栽培、竹の子掘り、自然から受ける恵みや近辺の歴史などたくさんのことを教えて下さいました。クリスマスチャリティでは手品も披露して私達を楽しませたくれましたね。

4月にはオルガニストの中村候子先生のお母様、秋山絵美子様が召されました。同窓会長、理事、評議員として長く学園を支える他、最後まで園芸科のことを心配して、励まし助けてくださいました。

長い間のお一人お一人のお支えとお働きに心から感謝する気持ちでいっぱいです。

卒業生も天に送りました。卒業生の訃報を聞くのはとてもつらいものがあります。
大切な友人を亡くされた方、大切なご家族を天に送った方々の上に神様の慰めがありますようお祈りいたします。