クリスマス

クリスマス、どんなふうにお過ごしになりましたか。

クリスマスが近づいたある日、学生課のカウンター越しに、岡びんから「はい！」と渡されたメリークリスマスのカードが添えられた小さな包み。
開いて見ると胡桃の殻の小さなお針刺しでした。胡桃の中には、可愛い刺繍の花が咲く草原に、ボタンの羊が1匹いました。この愛らしい小さな世界から暖かいクリスマスの思いが伝わってきました。

これもクリスマスが近づいた日の夕方。
祥子さんとカフェでお茶をしながら、今買って来たばかりのチロルチョコを分けていました。（クリスマス用の50個入りのものだったので二人で分けることにしたのですが、後で思い出してみると恥ずかしい）
私の斜め前の方にきれいな女性が座っていました。しばらくしてこの女性が私を見ていることに気付き、眼が合った時に会釈されたのですが誰か覚えがありません。席を立って近づいて来た女性は丁寧に「お話中だったので帰る前にご挨拶しようとおもったのですが…」と話し始めました。わかりました。卒業生の島田さんでした。園芸科や同級生の話しをして、別れ際に彼女の手にチロルチョコをのせると「ワ～、クリスマス、ピーさんですね！」と弾むような声が返ってきました。

そう、チロルチョコは1個10円で販売部で売っていて、ピーさんやお当番ご苦労様には欠かすことの出来ない人気商品でしたっけ。