過ぎ行く日

2010年が過ぎようとしています。
今年1年どんなことが印象に残っていますか。
次々と変化する出来事を心に留め置くことが出来ない状況はますます社会、仕事、家庭、個人を追い詰めてゆくように思います。
私の心に残ったものは、12月に毎年の積み重ね、60回もの公演を経てKAY合唱団の最終公演がありました。
戦後、奥田耕天先生を中心にKの恵泉女学園、Aの青山学院、YのYMCAの若いメンバーで始まった合唱団は、父・奥田先生が亡くなった後をオルガニストの草間美也子先生が引継ぎ今日まで活動してきました。
観客席にはかつて団員として歌っていた方、合唱団を支えてきた方が大勢いらっしゃいました。
私も最後のメサイヤを感謝を持って聞かせていただきました。
終わりが新たな始まりにつながるものであって欲しいと思います。