kanon_fuurinsouのブログ

信子さんのブログです

優しさを刻む

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関東地方では今朝の強風雨で、電車の遅れに駅は学校や職場に急ぐ人で混雑していた。私もその中の一人だった。
多摩センター駅からタクシーに飛び乗り、大学の事務室に入ったところで、多摩センターの駅から「学生が階段から落ちめまいと吐き気があり駅で休んでいる」との連絡。
急ぎ駅まで戻り学生を病院に連れて行くことになった。
幸い、診断は強度の打撲ということで安心したものの、学生の「落ちた時に誰も助けてくれなかった」と言う言葉に驚き、ついさっき、我先に急いで階段を駆け下りて改札に向った自分の姿を思い起こした。
胸に刻み置こう。私が声をかけ、手を貸すことを。

帰宅時、朝とは打って変わった空模様。
太陽が輝く光を放ちながら西に傾いて行く。
誰もが明日陽が上ることを信じている。
明日同じ道を通って一日が始まることを疑わない。
中国とミャンマーから来ている留学生達が自国の家族や友人達を思い募金活動を始めた。
「誰も助けてくれなかった命」「誰も助けられなかった命」に一時心を添わせる。
心に刻み置こう。あなたが声をかけ、手を貸すことを。